家を建てる際、あるいはリフォームを考えるとき、ついついデザインや間取りばかりに目が行きがちですが、窓の選び方は、毎日の暮らしの快適さを大きく左右する重要な要素です。

窓は、単に外の景色を見るためだけのものではありません。部屋の特性に合わせて適切な窓を選ぶことで、その部屋の使い勝手や居心地が格段に向上します。
- リビング: 家族が集まるリビングには、大きな掃き出し窓や連窓を設けることで、開放感が生まれ、たくさんの光を取り込めます。
- 寝室: プライバシーを重視する寝室には、高窓や横すべり窓など、視線を遮りつつも通風や採光を確保できる窓が適しています。
- 玄関: 玄関の窓は、採光を主な目的とすることが多く、スリット窓や縦長のFIX窓(開閉できない窓)などがよく使われます。
- トイレ・浴室: 湿気がこもりやすい水回りには、換気を目的とした窓が不可欠です。面格子付きの窓や、換気扇と組み合わせることで、清潔な状態を保ちやすくなります。

窓のサイズや数は、室内の明るさや通風に直接影響します。大きな窓は開放感を生みますが、断熱性能やプライバシーの確保も考慮する必要があります。
また、方角は日照の観点から非常に重要です。
- 南向き: 日当たりが最も良く、冬は暖かく過ごせます。しかし、夏は日差しが強すぎることがあるため、ひさしや断熱性の高い窓で対策することが望ましいです。
- 東向き: 朝日を取り込むことで、気持ちの良い一日の始まりを演出できます。
- 西向き: 午後の日差しが強いので、西日が当たる部屋には遮熱性の高い窓や、小さめの窓を選ぶなどの工夫が必要です。
- 北向き: 直射日光は入りにくいですが、安定した柔らかな光を取り込めるため、書斎やアトリエなどに向いています。

窓を光や風、熱の出入り口として捉え、部屋の用途や建物の方角に合わせて計画することで、一年を通して快適な住まいが実現できるのです。
国からの窓工事の補助金は、今年で打ち切りられる事が決定しました。お得に窓の交換工事が出来る今年のうちに是非ご検討されてはどうでしょうか。