「北海道には梅雨がない」
昔からよく言われてきた言葉ですし、実際にそれを楽しみに初夏の北海道を訪れる観光客の方も多いですよね。
でも……ここ数年、なんとなく肌感覚で「いや、これって実質、梅雨なのでは……?」と思われることが増えていないでしょうか。ジメジメとしたすっきりしない天気が続いたり、どんよりとした長雨が増えたり。言葉にこそ出さなくても、気候の変化をリアルに実感している方は少なくないはずです。
実は、この「増えてきた長雨」は、北海道の住宅にとって非常に大きなダメージ源になってしまうのです。

厳しい冬を耐え抜いた我が家に、長雨の追い打ち
私たちの住まいは、毎年あの厳しい冬の寒さと豪雪をじっと耐え抜いてくれています。それだけでも大健闘なのですが、冬を終えてホッとしたところに長雨が続くと、外装の劣化が一気に加速してしまう原因になります。
特に、最も注意しなければならないのが、普段は目に見えにくい「屋根」の存在です。冬の間、常に雪が積もっていた屋根は、私たちが想像する以上に過酷なダメージを蓄積しています。
- 想像を超える「雪の重み」:何トンもの雪が数ヶ月間、屋根に持続的な負荷をかけ続けています。
- 恐怖の「凍結融解」:昼間に解けた雪が、夜間の冷え込みで再び凍る。これを何度も繰り返すことで、わずかな隙間に侵入した水が凍って膨張し、建材をジワジワと押し広げてしまいます。
- 防水コーキングの破断:この過酷なサイクルの結果、最も重要な防水コーキング(継ぎ目の目地)が切れてしまうリスクが年々高まっているのです。

雨の季節が本格化する前に、まずは「屋根のチェック」を!
「まだ雨漏りしていないから大丈夫」。そう思っている時こそ、実はメンテナンスの絶好のタイミングです。雨漏りが実際に始まってからでは、柱や下地まで傷んでしまい、工事費用が何倍にも膨れ上がってしまうケースが多々あります。
これからさらに雨が増える季節を迎える前に、大切なお住まいの健康診断を兼ねて、屋根の点検や必要な工事を行うことを強くお勧めします。
厳しい冬を一緒に乗り越えてくれた大切な我が家。これからの季節も安心して心地よく過ごせるよう、長雨が続く前にしっかりケアして守ってあげましょう!。