「そろそろ家の床をリフレッシュしたいな…」
そう思った時、まず頭を悩ませるのが 「どんな床材を選べばいいんだろう?」 ということではないでしょうか。
一口に床のリフォームと言っても、リビング、ダイニング、玄関、水回りなど、場所によって求められる機能や雰囲気が全く異なりますよね。そして、フローリング、クッションフロア、タイルカーペット…様々な選択肢がある中で、今回は 塩ビタイル、木材、石のインターロッキング に焦点を当て、それぞれの特性と、どんな場所に最適なのかを解説していきたいと思います!

扱いやすさが魅力!デザイン豊富な「塩ビタイル」
最近、DIYでも人気が高まっているのが 塩ビタイル です。
- メリット:
- デザインが豊富: 木目調、石目調、コンクリート調など、リアルな質感を再現したデザインが豊富で、お部屋の雰囲気に合わせて選びやすいのが魅力です。
- 耐久性が高い: 耐水性、耐摩耗性に優れているため、水回りや人の出入りが多い場所でも比較的安心して使えます。
- メンテナンスが楽: 汚れが付きにくく、お手入れも簡単。サッと拭くだけでキレイになるので、忙しい方にも嬉しいポイントです。
- 比較的安価: 他の床材に比べて、費用を抑えられる傾向があります。
- デメリット:
- 感触が硬い: 木材のような温かみやクッション性には劣ります。
- 冬場は冷たく感じる: 素材の特性上、冬場はヒヤッとすることがあります。

温もりと安らぎをくれる「木材(フローリング)」
木のぬくもりは、どんな空間にもやすらぎを与えてくれます。フローリング は、まさにその代表格と言えるでしょう。
- メリット:
- 自然な風合いと温かみ: 木ならではの質感と色合いは、お部屋に上質な雰囲気とリラックス効果をもたらします。
- 調湿効果: 木は呼吸をする素材と言われ、室内の湿度を調整する効果が期待できます。
- 経年変化を楽しめる: 時間の経過とともに色合いや風合いが変化し、味わい深さが増していきます。
- デメリット:
- 水や傷に弱い: 水濡れや強い衝撃には注意が必要です。定期的なメンテナンスも必要になります。
- 費用が高め: 一般的に、他の床材に比べて初期費用が高くなる傾向があります

個性的な表情と高い耐久性「石のインターロッキング」
主に屋外で使用されるイメージの強い 石のインターロッキング ですが、近年、その意匠性の高さから屋内の一部に取り入れるケースも増えています。
- メリット:
- 重厚感と高級感: 自然石ならではの素材感は、空間に圧倒的な存在感と上質な印象を与えます。
- 非常に高い耐久性: 耐久性、耐候性に非常に優れており、長期間美しい状態を保てます。
- デザインのバリエーション: 色や形、配置によって様々な表情を作り出すことができます。
- デメリット:
- 感触が硬く冷たい: 室内では温かみやクッション性はなく、冬場はかなり冷たく感じます。
- 重量がある: 建物への負荷を考慮する必要があります。
- 施工に専門知識が必要: DIYでの施工は難しく、専門業者への依頼が一般的です。
床のリフォームは、お部屋の印象を大きく左右する重要な要素です。それぞれの床材の特性をしっかりと理解し、使う場所の機能性やデザインの希望に合わせて最適な素材を選ぶ ことが、理想の空間づくりへの第一歩と言えるでしょう。是非お気軽に御相談ください。