北国にお住まいの皆さん、冬の朝の日課といえば、やはり除雪ではないでしょうか?。
「雪かきで一日が始まる」と言っても、決して過言ではありませんよね。特に通勤・通学前など、時間がない時の雪かきは本当に重労働で、腰にも負担がかかります。
除雪の悩みから解放される最も効果的な方法として「ロードヒーティング」が挙げられます。地面に熱源を埋め込み、自動で雪を溶かしてくれるので、もう雪かきから卒業できます。これは本当に夢のような設備!。

しかし、導入には大きな壁があります。それは、やはり費用です。
- 高価な初期工事費
- 設置後の維持費
- そして、気になるランニングコスト(電気代や燃料代)
残念ながら、気軽に手を出せるリフォームではないのが現状です。

そこで、リフォームを検討する際にぜひ考えていただきたいのが、「玄関先の地面の素材選び」です。
ロードヒーティングのような大掛かりな設備でなくても、アプローチや階段の素材を「除雪しやすいもの」に変えるだけで、毎日の雪かきの手間が劇的に軽減されるんですよ。
雪かきが大変になる原因の一つに、雪と地面の摩擦抵抗があります。ザラザラしたコンクリートや、表面に凹凸のあるタイルなどは、スコップに雪がくっつきやすく、また、雪が「張り付き」やすくなります。
リフォームの計画を立てる際は、見た目や耐久性だけでなく、「冬の雪かきのしやすさ」という、北国ならではの視点もぜひ取り入れてみてください。意外な盲点ですが、快適な冬の暮らしには欠かせない重要な要素なのです!。